🖼「オバケ?」展 〜史上初のオバケ万博へようこそ〜|PLAY! MUSEUMとPARK

「オバケ?」展 〜史上初のオバケ万博へようこそ〜|PLAY! MUSEUMとPARK

 
古今東西、さまざまな呼び名で存在してきたオバケ。
絵本や物語にさまざまな姿で描かれ、ふとした拍子に現れるオバケ。
怖いオバケにかわいいオバケ。
オバケは私たちの好奇心をくすぐる摩訶不思議な存在です。

その名を聞いただけでワクワクするマジックワード「オバケ」を、規格外のクリエーションで楽しみ尽くす展覧会。


🖼目次🖼

🖼🖼🖼🖼🖼

 

🎨1. 👻10のみどころ👻オバケ展

👻①オバケ屋敷と世界の墓

チカチカする電灯、道に揺れる柳、古箪笥や古井戸。

模範的なお化け屋敷。

入口には別作品も。

 


そのあといろんな世界のお墓が続きます。

 

 

👻②オバケ落語『ねないこだれだ

会いたくないオバケの絵本を春風亭一之輔さんが朗読!



 

👻③会いたいオバケ、ピンクの「バーバパパ」と触れ合ううれしいゾーン

突然現れるバーバパパに子供たちは大喜び。



 

👻④けいとのたま

谷川俊太郎(詩人)と谷川賢作(音楽家)の親子が贈るオバケ音楽「けいとのたま」
谷川俊太郎の詩「けいとのたま」に息子・谷川賢作がメロディをつけ、DiVaが演奏する軽快な曲をインスタレーション展示します。

 

👻⑤番頭・祖父江慎がつくる摩訶不思議な「オバケ湯」

妖怪やオバケが大好きなアートディレクターの祖父江慎が、オバケが作った銭湯の番頭になりました。大きな湯船にはオバケがぎっしり、足を入れると吸い込まれます。


 


👻⑥加藤久仁生の新作オバケ・アニメーション

アカデミー賞を受賞した名作『つみきのいえ』で知られる加藤久仁生が贈る、新作アニメーション。かわいい。



👻⑦絵本研究の第一人者、広松由希子が選ぶ古今東西のオバケ絵本500冊と絵本原画

オバケ研究所特別研究員の広松由希子が、古今東西のオバケ絵本を500冊選書し展示

 

 

ねないこだれだ』1969年(福音館書店)の原画が!

 

 

ぬるっといるおばけ

👻⑧オバケ研究の第一人者・安村敏信が大展開するオバケ・幽霊・妖怪の歴史

静嘉堂文庫美術館館長で、江戸時代の妖怪に詳しい安村敏信がオバケ研究所の特別研究員に就任。

オバケと妖怪、幽霊はどう違うのか。

日本美術に「会いたいオバケ」と「会いたくないオバケ」はどう描かれてきたかを、今日の漫画やアニメも含めて壮大な論を展開します。

どのようにおばけがかたどられてきたか、作品を観ながら学びます。

こうしてみていくとおばけってなんだろうなんて思いました。

 

 

 

ん?おばけ?

 

 

 

👻⑨オバケ研究所

 

このお化けの研究分が一番的を得ていた。

言葉にならない部分を表現しようとして世界共通お化けという概念が生まれたのはその通りだなと思いました。

 

さすが落語家さん。お化けの話が面白い!

 

おばけなgoodsたち?



 

矢部さんの漫画。

 

時々ぬるっといるおばけ。

 

 


👻オバケ研究員

村敏信(日本美術史学者・静嘉堂文庫美術館館長)
広松由希子(絵本家)
Allright Graphics(アートディレクター・グラフィックデザイナー)
大島依提亜(グラフィックデザイナー)
川内倫子(写真家)
くどうれいん(作家)
柴田元幸(米文学者・翻訳家)
春風亭一之輔(落語家)
谷川賢作(編曲家・ピアニスト)
田中康弘(カメラマン・ノンフィクションの書き手)
矢部太郎(芸人・漫画家) ほか



外のこの研究が一番も白かった!w

 

 

 

👻⑩子どもたちが続々とオバケに変身していく「オバケ工場」 


「オバケ工場」は大人は入れない、子どもだけの秘密の場所。

 



 

 

 

🎨2.感想

サークルのみんなの感想!

👻1.おばけ展は良かったか?

①おばけという言葉を美術館に行った後、つかってみたくなる。
→おばけの魅力は伝わった

②子供 50% 大人 50%の満足率になる 展示の配分に感じた。
・もう少し読む量やスペースを子供むけの工夫がほしい(大人が楽しめるスペースが多めな気がする)。
・子どもの印象に残る展示は?
清少納言の時代からあるおばけ。歴史学者の解説と絵が興味深かった。
・もっと 大人向けに寄せてしまうのであれば、おばけの歴史を掘り下げてほしかった。絵の解説文もうちょっとあればよかったな。
・おばけ落語も朗読だと思われるが、落語家が絵本を読むことで『落語』と表現されるのか はちょっとわからない。


👻2.おばけはこわい?

・小さいお子さんをテーマにしているから怖くない
・おばけの不思議なところを全面に出したかんじ。怖いといえば伊藤潤二展。あれはおばけ?
・ばーばーパパを子供がおいかけて楽しそうだった。楽しむ存在になっていた。
・女性のおばけ怖いなって思った。おばけって女性が多くないですか?
・おしらさまは怖い。過ちをしてしまったから天に登っていくお父さんに針を与えるという罰をする神。
・民間の神様の信仰のためにあえて作られたおばけ説。そういう物語に出てくるお化けは大抵 怖い。閻魔様とか。


👻3.好みの墓ある?

・家みたいな形をしたお墓もある。家まで作る必要があるのか。
・どこからどこまでを死と認識するかは文化として違うと思った。
・ピラミッド王様が天に行きやすいようにあんな形になったらしい。
・土葬も火葬で墓のあり方も違いそう。概念が違うよね。
・日本はいつ火葬になったんだろう。

 

👻4.お化けの定義

・おばけっていうのはコントロールできないものに対する怖れを克服しようとしたり、感じた過程の中で、人間がそれぞれに描いて生まれたものだと感じた。人間のなかに形のあるものにしようと取り込んだ結果の産物だと思った。人間はコントロールできないものをコントロールしたくなってしまうから書きはじめたのかもしれない。得体のしれない神様とか。
・おばけ研究の解説がわかりやすくて面白かった。
・お化けを使ったコマ漫画👉理解に苦しむもの、言葉にならない事象に対して当てはめることができる。おばけは便利な言い回しに使える。
・例えば 理解できないぐらい めんどくさい人に出会ったら『この人取り憑かれちゃってるんだ』って笑い話にしたらなかなかいい有効活用ではないだろうか。
・今回の絵本の展示は『化けている』というところが一致していれば お化けの本 ということで認定されていた なので仮装している本だとしても お化け 認定をされるのでどこまでがお化けなのかという顔 概念を考えさせられた
・おばけは空想もしやすい。だから 言い回しの工夫に使えたり、宗教の主張に使えたり、子供の遊びとしてのキャラクターになれたり、色々な想像を働かせて イメージすることができる。お化けの可能性というのは 思っている以上に広い。


🎨3.Let’s enjoy together!🖼

主催 紹介制社会人芸術鑑賞サークル【Hand of Muse 美術部】

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