🖼絵本🧸たび⌚
これまで見た絵本展示を振り返りながら日本の絵本展示の歩みを振り返りたいと思います☺
📚絵本ブログ1個目
📚絵本ブログ2個目(現在)
📚目次📚
- 📚1)江戸時代以前 ~1603年
- 📚2)江戸期前期(1600年代)写本から版本へ
- 📚3)江戸時代中期 1700年代 草双紙の流行
- 📚4)江戸後期 江戸文化の成熟と「合巻」「錦絵」~1863年
- 📚5)明治時代 文明開化の中で『絵雑誌』 1868年~
- 📚7)大正から昭和初期 子ども絵本の黄金期 1912年~
- 📚8)昭和15年(戦争)戦争を賛美の絵本
- 📚9)昭和 敗戦後の絵本 1945年
- 📚10)昭和 1926年~
- 📚11)平成 1989年~
- 📚12)令和 2019年~
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☛絵本歴史参考ブログ
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📚1)江戸時代以前 ~1603年
⌚奈良時代『絵巻き』
中国から来た画巻類を起源となり、絵巻がスタート。
⌚平安時代『源氏物語』
独自の発展を遂げ、その後、源氏物語にも繋がっていきます。
⌚室町時代『奈良絵本』
絵巻の不便さから『奈良絵本』が誕生。
しかし、原則写本のため量産しにくく、
限られた人しか読むことができませんでした。
📚2)江戸期前期(1600年代)写本から版本へ
・嵯峨本や丹禄本
版を用いた印刷が可能になり、嵯峨本や丹禄本がつくられた。
伝嵯峨本:扇面の枠内に書かれた絵と和歌の散らし書き
丹禄本(1624-1648年):木版の墨線に着色を施す
・赤小本
1661-1681年になると草双紙の先駆け、『赤小本』が誕生。
お年玉として出版され、古くから語り継がれてきた昔話などが題材になった。
📚3)江戸時代中期 1700年代 草双紙の流行
日本で広く絵本(絵入り本)『草双紙』が読まれるようになった。
浮世絵師が手掛ける一枚の版木に絵と文字を掘る製版が主流となっていく。
寺子屋により識字率あがり、出版文化を支えることとなる。
『黒本』『青本』『戯作文学』の舞台となった『黄表紙』が生まれます。
→赤本『さるかに合戦』
📚4)江戸後期 江戸文化の成熟と「合巻」「錦絵」~1863年
豪華な長編の『合巻』も出版されるようになります。
活字を用いずに、一枚の版木に絵と文字を彫る整版で印刷された草双紙は、
絵と文字が一体となって物語を語り、大人も子どもも夢中にさせました。
『錦絵』の誕生から、色刷りの絵本が誕生する。
国芳一門は子どものための『錦絵』や『おもちゃ絵』などもかきました。
📖1830年代 アンデルセン
アンデルセンが人魚姫などの童話を生み出す。
📚5)明治時代 文明開化の中で『絵雑誌』 1868年~
明治期以後、子どものための『絵雑誌』が広がります。
草双紙を引き継ぐ小型本が生まれ、『日本一ノ絵噺シリーズ』がはじまる。
📖近代絵本発祥の国 イギリス
長い鎖国から開国した日本では、新しい国家体制のもと、欧米を模範とした産業や教育、文化などの近代化が推し進められます。
西欧美術とともに、当時イギリスを中心に花開いた絵本の文化ももたらされました。
・エドモンド・エヴァンズ 画期的な多色刷りの絵本
・トイブックス
📚7)大正から昭和初期 子ども絵本の黄金期 1912年~
大正デモクラシーが広まる中、童話や童謡が始まります。
なかでも1922年に創刊された絵雑誌「コドモノクニ」では岡本帰一や清水良雄、武
井武雄、初山滋ら個性豊かな画家たちが活躍しました。
純粋な童心の世界を描いた彼らの「童画」は、当時の子どもたちの憧れでした。
・清水良雄 おふね 児童雑誌「赤い鳥」創刊号(赤い鳥社) 1918年
・初山滋 『コドモエホンブンコ 一寸法師』(誠文堂)より 1928年
📚8)昭和15年(戦争)戦争を賛美の絵本
しかし1937年に日中戦争が開戦して戦時統制が強まると、子どもの本も次第に戦時色を帯び、戦意高揚に利用されていきました。
太平洋戦争に突入してからは、物資も欠乏し、多くのいのちが奪われて、子どもの本の文化も潰えていきました。
戦争を賛美する絵本が生まれます。
これらの絵本を見てみると、いかに今の絵本が子供たちの未来を思い、
子どもたちの想像と夢を大事にして作られているのかがわかりました。
絵本って社会から見た子供たちへの接し方の一つの形なんだと思います。
📚9)昭和 敗戦後の絵本 1945年
敗戦によってGHQの占領下におかれた日本では、アメリカの高い水準の絵本が紹介されるようになりました。
そうした絵本に影響を受けて、「岩波の子どもの本」や月刊絵本「こどものとも」など、ひとつの物語をひとりの画家が描くスタイルの絵本づくりへの模索が始まりました。
📚10)昭和 1926年~
数々の名作がこの時代に生まれ始めます!
・スーホの白い馬 赤羽末吉
・ゼロひきのゴーシュ 茂田井武
・いないないばあ 瀬川康男
・わたしのワンピース 西牧茅子
絵本は画家たちの新たな表現形式として注目され、絵も文も手がける絵本作家も登場するようになりました。
📖1926年 クマのプーさん
クマのプーさん展はこれまでBunkamuraミュージアムとプレイミュージアムで開催されました💛
📖1948年 エルマーのぼうけん刊行🐉
📖1949年 どうぶつかいぎ刊行🦒
📖1955年 ミッフィー(うさこ)ちゃん刊行🐰
📖1969年👻せなけいこデビュー
📖1970年 がまくんとかえるくん
📖1983年 とよたかずひこ デビュー🍑
📖1983年 畠山純 『だれのじてんしゃ』(フレーベル館)で、ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞
📖1985年 スタジオジブリ🐷の発展
📖1990年 荒井良二作家デビュー
📖2010年 ロシアの絵本こんにちは🌎
📖昭和デビューの絵本作家さん🎨
・田島征三
・長新太
・五味太郎
📚11)平成 1989年~
📖2002年Tuperatuperaユニット指導🤖
📖2002年『点字つき絵本の出版と普及を考える会』発足
📖2013年 ヨシタケシンスケ、絵本作家デビュー
📚12)令和 2019年~
📖令和デビューの絵本作家さん🎨
📖2023年 ブラチスラバ世界絵本原画展
韓国と日本の最新の絵本を読み解く。tyconist.hatenablog.com